スーパーラジカル

ヴィジュアル系とか、ヨーグルトとか、、、、

3 渡邉盤 / cali≠gari

もはや自身に欠かせないバンド、cali≠gari

久々のセルフカバー集のリリースということで色めき立っていた私です。

www.kyakusitsu.com

 

セルフカバーシリーズの前作”2”は石井秀仁楽曲を石井氏がアレンジをし、

不思議なほどのエレクトロ×バンドサウンドの化学反応を体現した名盤でした。


cali≠gari ギャラクシー

 

収録曲は「破れた電報」「新宿エレキテル」「コバルト」「君と僕」「空も笑ってる」「腐った魚」。

今作は、青氏のバンド内セルフワークともいうべき

青氏がボーカルを取った楽曲のセルフカバーということで

正直あまり期待していなかった節がありました。敢えて聴く曲達ではなかったので。

ただ、ワンパッケージになると起承転結・アレンジのバランス共に素晴らしく、導入から終わりまで一気に引き込まれてしまった。

どの作品であれ、一曲目と最後の曲をしっかり作り込むのはこのバンドの好きなところです。

何よりの注目所は、コバルトと君と僕のアレンジが石井氏であったこと。

コバルトは完全にリメイク。

個人的にはGOATBEDにもどっぷりなのでやや贔屓目ではありますが、

ファニソンや淫美の流れを汲む”踊れる”構成になっており、村井氏のベースも暴れまくっており最高の仕上がりに。

あと、どことない切なさを帯びさせるのが本当にうまい。曜日部分があんなことになるとは…。泣きながら踊りたい。

君と僕のギターには若干のラルクを感じています…。

新宿エレキテルはサックスやトロンボーン等豪華客演によるこれぞ第八期的な仕上がり。

 

セルフカバーだからできる崩し方を以て、このバンドの本筋ではない方面の魅力が溢れ返っています。

しかし本筋ってなんだ?

cali≠gariに関しては、これが明確に言い当てられないのですが、

概念として存在しているところが強い。なと思います。

といいつつも今作は全作詞作曲桜井青なわけで。

妙な安心感を持って聴けたのも事実で、ダークともライトとも言えない、なんとも心地よくまろやかな混沌を感じました。

ここ最近のカリガリは妙な安心感があるなと思います。

音楽的には、の話ですが。

 

眼鏡屋さんとのコラボで、2018年版の密室感を感じました。

割にしっかりした眼鏡拭きがinしています。会社で使ってます。

 

いつまでカリガリしてくれるのかわからないけど、再結成後からずっと楽しませてくれてもはや感謝の域に達しています。

ナムナム。

Eins:Vier TOUR2018 Searching For You at 目黒鹿鳴館 2018.3.17

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Eins:Vier 見てきました。初めて。

目黒の叙々苑の地下はSTEREO.C.Kの始動以来。5年も経ったのか。

 

結果的に言うと、Yoshitsugu氏を凝視した至福の二時間であった。

初期の曲はやはり単音弾きが聴覚・視覚ともにファビュラス。

 

とはいえLuna氏のベースも全く聞き逃せず、上手にいてもしっかり聞こえた。

どちらかというと中低音がふくよかな音作りで

しっかりピッキングして、フレットもしっかり押さえるタイプでこれが意外だった。

骨太さの中にも、メロディのゾーンまでしっかり食い込む

色気のあるベースだった。

メロディのイニシアチブはベースにあったのだな、と新たな発見。

 

正直、音源でも生で観てもボーカルはあまり得意ではなかった。

しかしEins:Vierのボーカルは彼以外いないし、その辺のただ歌がうまいボーカルでは

絶対にダメ。

 

今更ながら個性的なバンドだったんだなと思いました。

若干歌詞やMVの印象にも引っ張られてますが

Not Saved Yetに代表されるように

水属性のバンドってこのシーンにそうそういなくて

この曲のギターは正に水。

水が吹き出したり、混ざったりするあの生命力を感じずにはいられない。

そして完全に個人的な解釈ですがそんなバンドだと思ってます。

時に澄んでいて、時に濁っている。

 

結成は生まれる前だし、当時の勢いや雰囲気なんて全く分からないのですが、

大学生の時に何故か聞いて好きになって僕にとってもある意味青春。

誰かと共有することのなかった青春の方に寄り添ってくれた音楽。

最初で最後という気がしますが、本当に見れて良かった。

 

好きな曲は大体やったけど

君がすて去ろうとも、風に憧れて あたりもツアーのどこかでやってくれたらいいなと思う。行けないけど。

 

一番好きな曲は聴けました。

I feel that she will come


Eins:Vier - I feel that she will come

 

欲しいグッズもあったけど、物販は買わずに外へ出た。

物欲や、並ぶ時間でこの余韻が濁ってしまうのが惜しかったから。

一目散に自転車に跨り、目黒通りを走って帰りたかったのである。

後から思い出せる媒介を手にすることよりも、

脳味噌と身体に纏わり付いた純度の高い何かをリプレイして

心にしっかりと刻みたかったのである。

 


Eins:Vier Tour2018 "Searching For You" × Self Cover Best "Searching Red Light" SPOT

 

gibkiy gibkiy gibkiy vs Merry Go Round Respects at 下北沢GARDEN 2018.02.09

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酒池肉林ならぬ、種血肉躙。

細胞と肉体が研ぎ澄まされて、

血飛沫を浴びせられているような音で蹂躙される感覚

切れ味の悪い刃物で切り刻まれるような感覚

それでいて、しなやか。

あぁ久々に味わった。

 

 四者四様のgibkiy。

2ndアルバムでも顕著でしたが、kazu氏がグイグイ引っ張っている。

割と淡々とした、オーソドックスなプレイヤーという認識があったのですが、

生で見ると結構メロディを弾いていて。

このドラムとギターを繋げるのは彼だけなのかもしれないと、失礼ながら初めて思った。

kazu氏は、蜉蝣・DIMMDIVISIONでもソングライティング能力については折り紙付きなので曲を書いて欲しい。

特に蜉蝣時代に残した叙情的な楽曲達は眼を見張る出来。ラルクのken並みに叙情的。

1stはベースの音が小さすぎて、もはやメタルジャスティス。たしかにあの時期は影薄かったけれども。

 

と、四人がそれぞれの居場所で暴れながら、それでいて一つの生き物のような、、。

とんでもないバランス感の上に成り立っている音楽だった。

表現を突き詰める人たちっていうのは凄い。スゴ味がある。

 

Merry Go Round Respects、

あの曲やこの曲が生で聴けるとウキウキしていたものの

ギターはツインだし、ドラムはカラカラの変拍子ではなくかなりジューシーな男だったし

聴いてきたMerry Go Roundとは違かったけれど、真さんがこれを歌う2018年に辿り着けてとても良かった!

 

下北沢の地下が、もう今後このシーンに現れることのないであろう種族のビジュアル系と

ある種のアンダーグラウンドの交差点と化していました。

 

日本語ロックという言葉があるけれど

"Merry Go Round"というバンドが僕にとってはそれです。

「非日常」を謳っているようで、実はそれは「日常」の積み重ねで。

たとえば、「月と、黒猫と、猫アレルギーの君」なんて実際に揃えようと思えば揃う三アイテムにも関わらず、

彼のフィルターを通せばどこか非現実で、病的な世界観を纏って我々に襲いかかってくる。

この滲み出る様な、それでいてマナーのいい

「日常」と「非日常」のバランス感は真さんにしか出せないものだよなぁ。

 

見終わって一時間肌、

本当に何かに憑かれたような感覚を覚えました。

久しぶりに心の底から「表現」というものに心酔した夜でした。

HOLLOWGRAM 4th Anniversary live act "Drawing Pictures" 初台DOORS 2018.01.21

もはや季節の風物詩と化してきたHOLLOWGRAMの周年公演。

今年も行ってきた。今年は無理せず行けた。

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これまでの楽曲+新曲一曲という、全曲披露ワンマン。

シルエット代官山UNIT振りに聞いた、、、最高、、、

封印されたかと思われたゆきの曲も披露。

ラブレターレインは、夢時のカッティングが気持ち良すぎる楽曲に化けていました。

やはりアクの強いベースが脱退し、ギターが一本になった分、それなりの弊害はあったものの

新たな音像が確立しつつあって、個人的には全然アリでした。

しかしゆきの氏は見に来ていたのなら弾いてくれといった感じ、あなたはやる側。

ジョンフルシアンテaieとの1/2 the studs、浅葱氏のソロアルバムの”アサギマダラ”良かった。

 

 9月に配布された"Paint in water color"が大好きでして。

こういった楽曲ももっと聞きたいし、なによりryoさんの情感溢れるメロディを存分に楽しめるのはこのバンドなんだと再確認しました。

 

先週は横浜ベイホールにsukekiyoを観に行って、ex.9GOATS BLACK OUTな一月でした。

なんだあの会場、柱で匠とYUCHIが全く見えなかった。


HLGM History live_PromotionMOV

2017年の9枚

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2017年は時間軸が掴みにくい一年でした。
時間軸が掴みにくい上のアリア。
昨日のことが一年前に感じる的な。
うつ病の前兆とか言われましたが笑
 
夏からのライブも纏められていない…
 
しかしまぁ、SONNAことは置いておいて
しんどい一年であった。
潜っても苦しいし、潜らなくても苦しいっていう。
濁った水槽の中みたいですよ、入った事ないけど。顔突っ込んだことはある。
みんなこんな感じなんでしょうか。
それでも五体満足で、しっかり音楽聴ける耳があって、
そういった意味では引き続き有難いです。

今年も9枚選んだ、
2017年という貯水槽から、9枚。

今年も凄く楽しめた一年。こっちの世界では。
去年は色々手を出してっていうソレだったんだけど、今年はある種ビジュアル系とシューゲイザーみたいなところに集中できたかも。
 
あとライブの話すると、本当にたくさん良いものを見れた。
春のGOATBED,ラルクに始まり、夏はMogwaiやそしてcali≠gari
秋は夜の完結と、空気公団×クラムボン
年末はメガマソのラストライブ、GOATBEDの二部公演、LUNA SEAで〆ました。
他にもぽろぽろ行きましたが、端折ります。
 
それでは行ってみます。

・13 / cali≠gari  
13(ジュウサン) 狂信盤(Blu-ray付)

13(ジュウサン) 狂信盤(Blu-ray付)

 

カリガリのアルバムとしては、正直物足りなかったというのが本音。

青さん曲がかなりコンセプトに寄ったものだったせいか、
前作のようなコレコレ!感は少なめ。
敢えて外したんだろうな。
 
前作「12」も敢えて外した感あったけど、独特の疾走感がツボで。
野音にて久々に会ったカリガリ友達と”12最高!濡れた!”
という話で盛り上がりました。
 
全体的にダークな空気感で纏められていた一方、
石井氏の楽曲がウキウキワクワクソング、ダーク系、
綺麗メロ系と彼の得意分野が網羅されていたような気がします。
落花やファニソンって何気に新境地だと思います。清涼感と毒気の共存。
 
GOATBEDの新曲が少なかったのはここである種出し切ったからだろうか。
と言った矢先にリアレンジの鬼になってるので、よくわからんですが。
年末のLess than二枚は微妙だったんだけど、おかもとさん・愛子様によるドラムアルバムは最高だった。COSMOCALLとベラドンナちゃん入れてくれたの実にGJ。
夏の新曲二曲も良かった。
the GODなんたらと20th MOUSE。
 
余談ながら、この特典がBlu-rayで、ライブ映像がDVDなのは???。 
このツアー、Re:13の回で名古屋、野音に行ったんですが良かったです。
ほんと決めるとこ決めるバンド。
ダークなアルバムが主軸にあるからこそ、メジャーデビュー後のシングル曲が映えるもんで。
再録の舌先はリズム隊が強靭すぎて、原曲の”若干渋谷系”感はほぼ皆無に。
青春狂騒曲はラランランランランをカリガリ友達と一緒にやれて感慨深かった。
2007年頃に「これ最高!あっでも解散してる」ってなったの懐かしい。
来年は再録シリーズも出るようで、楽しみです。 
 
La'cryma ChristiのギタリストHIRO ファースト・ソロ・アルバム 『Gale』

La'cryma ChristiのギタリストHIRO ファースト・ソロ・アルバム 『Gale』

 

 La'cryma ChristiのHIRO氏による初のギターインストアルバム。

キャリアを総括したかのように、彼の持ち味が炸裂しております。
いやぁ、素晴らしい。独特の音使いと譜割り。
違和感なくそれらが出入りしてくるのが凄いんだよな。
次オマエ!次オマエ!みたいな感じで。
 
初期ラクリマの音創りを感じるSteppinwolfや、
強烈なメロディが溢れ出るLike the Wind,甘い罠,穏やかな風、もうニヤニヤが止まらない。
これは聴かないと伝わらない。次オマエ!感。
穏やかな風のラストなんかもうアルバムのエンドロールを飾るに相応し過ぎて全裸で拍手モノ。
 全編通して歌メロをギターで表現しているのは敢えてだろうし、誰かを待っているからのような気もするし複雑。
 
今年はJAKIGAN MEISTER,aie界隈等 ギタリストの活躍が個人的にドンズバな一年でもありました。
aie界隈でいえば、去年の曲だけどKEELの「水辺の君へ」とかすごい聴いたな。
最高です。
JAKIGANのアルバムなんかも良かった。声好きです。
アルバムの流れが王道で、押さえるところ押さえてる感じがまた良かったです。
 
 
・不死の王様 / 夜
amber gris解散後の彼の活動にはどうもピンと来なくて(足は運んでいたものの)、今回もテーマがあまり掴めず一抹の不安を抱えながら手に取ったのですが、これが素晴らしかった。
 
楽曲の完成度もさることながら、歌声と詩も彼の持ち味が最大限に引き出されていたと思う。
退廃的ともキラキラとも違う、紛れもないビジュアル系。
シーンの中では日影かもしれませんがその日影を求めている層は間違いなくいて。
 
また、詩や歌声が過去最高に仕上がってるという感触を覚えずにはいられなかった。
世界観との温度感?みたいのの乖離が少ないというか。
不自由落下なんて、これ少年のいた世界、即ちamber grisの世界との決別でしょう。
 
表現欲求の塊みたいなライブも素晴らしかった。
音源と違ってプレイヤー同士がケンカしてるみたいな。
なによりも手鞠氏が思いっきりやっていたような気がして。
 
手鞠さん、あんたまだやれるよ。
というかやってくれ!
好きなバンドやボーカルは数いれど、
心の隙間にスッと入ってきてくれるのはあんた位なんだよ!
amber grisは今でも本当に大好きなバンドです。時折思い出して女々しい。
 
SLOWDIVE

SLOWDIVE

 

冷たい冬の夕方が似合う、そんなシューゲイザーを聴かせてくれた新作。

このバンド自体音に関して言えば柔らかい陽だまりみたいなイメージがあったんだけど、澄んだ空気感も纏っておりかつポップな要素もふんだんにといったところで、非常にアッパレな一枚。
こないだのブリッツも行ったんですけど、あの公演は音が小さくて今ひとつでした。
ワァ本物だと感動はしました勿論。
 
ちなみに今年のベストアクトは高田馬場AREAでHitomiさんとツーショットチェキきめた後に向かったHOSTESS ALL NIGHTERでの、深夜3時頃に喰らったMogwai fear satan。
ホワイトノイズとはこのことか と。
来年頭の来日公演はぜひ行きたい。
 
念願のツーショットチェキを決めたHitomiさんのソロはいい曲沢山で
特にVelo氏作曲の「Ever after」が最高でした。逸れすぎた。
 
・ADRATIO / sukekiyo


sukekiyo 音源&映像作品集『ADORATIO』(2017.6 release) 視聴

sukekiyo様のニューアルバム。

もともとDIR EN GREY大好きなんで、京さんの表現とか大好きっていうのはあるんですけど、UTA氏のエッセンスが大いに感じられるんですよね。

綺麗な不協和音 といった感覚で捉えています。

ryoさんのボーカルが乗ったそれもいいんだけど、京氏のあまりに幅の広すぎる表現が乗ることで起こる化学反応みたいなものが気持ちよくて。

9GOATS BLACK OUTの頃から変わらない匂いを追い求めているところはありつつも。

中身について語れるほど聴き込みが足りてない、どれほど聴いても聴き込んだ気になれない

そう思わせてくれる密度がこの人たちの作る音楽には詰まっています。

LOVE 襞謳。


sukekiyo 「襞謳」 Music Video Teaser from 『ADORATIO』(2017.6 release)

 

 
・3 / tricot
3

3

 

”津々浦々 居場所はあるけど、いい場所はもうない”

ポークジンジャーのワンフレーズですが、これとても気に入っております。

 

変拍子に変にこだわることなく、(が故に、曲によっては変態的な拍子が生まれている気もしますが)

各方面の緩急で魅せまくる一枚と位置付けております。

本当に緩急のつけ方がうまいバンドだと感動しています。

 

完全にこじ付けですが

ナンバーガールtoeあたりのエッセンスもふんだんに感じさせつつも、

キメの多さや展開にビジュアル系のソレもほんのり感じさせてくれる一枚。

Melon Sodaは最初〆のさらっとした一曲くらいにしか思っていなかったんですけど、

振り返れば終わりと始まりが共存している そんな一筋縄ではいかない曲だと思っています。

 

ガールズバンド界隈でいえば、赤い公園のボーカル脱退なんかも印象的な出来事。

ナヨナヨした男性バンドが増える一方、鋭角な女性バンドが表に出てきているような気がして個人的には嬉しい。

握らされたタクシーの釣り銭で歯医者に行かなきゃ、という発想の妙。

居場所はあるけど、いい場所はもうない というのは2017年の自分のモードにすっかりはまってしまっていました。 


tricot "Melon Soda" MV

 

・in incontinence / gibkiy gibkiy gibkiy 

In incontinence

In incontinence

 

 gibkiy gibkiy gibkiyの2nd。

まさか一年ちょっとでフルアルバムくるとは思っておらず、嬉しい悲鳴。

 前作はhighfashionpalalyzeのバンドアレンジ盤という風な印象だったので、

このアルバムが実質の一枚目といっても良いかと。

ギターとドラムは前作の流れを汲んでいるのですが、

歌メロの柔らかさと豊富さ、ベースフレーズが溌剌としているところが一聴して耳を奪われるポイント。

アルバムの構成もまとまりがあって、聞きやすい。

四曲目までの展開は本当に引き込まれました。

 

よって、語弊を恐れず言えば聴きやすい一枚になっています。

いや!これは非常に聴きやすい!

ロディアス&ダークの、ある方面における極致ではないでしょうか。

一口にヴィジュアル系とも形容し難い世界観で、心を消毒してくれます。

「愛という、変態」は2017年一番聞いた曲かも。

不完全に変態!不完全に変態!


gibkiy gibkiy gibkiy - In incontinence Album Trailer

 

フジヤマディスコ / SILENT SIREN 

フジヤマディスコ

フジヤマディスコ

 

 ネタではありません。

だいぶ前から好きだったのですが、アルバム単位では好き嫌い半々でしたし、~枚の括りだと難しかったんです。

しかしこのシングル、表題曲はもちろんカップリングがgoo。

勢いでいえば、ROUAGEの蜃気楼並みのカップリングが三曲入っているというイメージ。


ROUAGE/蜃気楼【超高音質・FULL】

 

haaaaa!!!!

蜃気楼好きだよ、、、、なんなのこの異常な名曲は、、、20年前にこのシーンは完成していたのか。

A面の月の素顔も超名曲で、思い出すだけで胸が苦しくなる、、、

月の素顔はシングル版が至高なんだよ……!!!

ベストに入っているオーケストラバージョンも至高。

ROUAGE最高。

Haaaaaaannn!!!!!!! 

 

逸れましたが、

彼女らのこれまでを網羅したような

小気味いい伸びやかなギターが気持ちいい「Love Baloon」

ピアノロック然とした「Pandora」

前曲の流れで優しいクロージングをしてくれる「Days」

とにかく良質な四曲だと思います。

あと年末に出たアルバムはやはり半々でしたが、さよなら日比谷という曲がドンズバでしたので載せておきます。


SILENT SIREN - さよなら日比谷(5TH ALBUM「GIRLS POWER」収録)

 

 
SILENT SIREN - フジヤマディスコ(FUJIYAMA DISCO)

 

・ WE ARE X ORIGINAL SOUND TRACK / X JAPAN

「WE ARE X」オリジナル・サウンドトラック

「WE ARE X」オリジナル・サウンドトラック

 

ほぼベスト盤なんですが初収録のLa Venus,Without youの破壊力が素晴らしくランクインしました。

ブルガリアにて聴き入った。カザンラク~プロブディフの移動バスの中で聞き入っていたこともあり、思い出深い一枚となりました。

インフラの整っていない国で聴く、後期ROUAGE初期ラクリマは本当に沁みた。あとLaputaの木漏れ陽も沁みた。

五臓六腑に沁み渡った。

隙あらばROUAGEの話するおじさんになっている、、、。


X Japan - Without You PV with Lyrics (Chinese/Japanese)

 

 

以上九枚挙げました 。

 
ラッコのアルバム、清春氏のアルバム、SUGIZO氏のソロ、CREATURE CREATUREのアルバム、さよポ二のアルバム等が次点です。
HOLLOWGRAMの配布音源「Paint in watercolor」なんかもマイナー調のアコースティックナンバーなんですが、非常に良かったです。 
 
エレジーは部屋真っ暗にして聞いたら飛べますよ、、、。
 
ラッコのアルバムはシングル曲がキー下げで再録されていて非常に◎でした。
楽器隊の巧さと、てんてん氏の声のいいところが浮き彫りになってまして。
またアルバム全体の構成もすっきり纏まっていて、聞きやすかった。
左チャンネルのギターが気持ちいいこと、気持ちいこと。milk氏。
PM5:00と幽囚谷のバッタが最&高。
 
さよならポニーテールの恋する惑星所収「放課後てれぽ~と」
せつなさ全開でなんなんでしょうこれ、こうゆう体験の思い当たる節は全くないのですが。

アルバム単位でもとてもまとまっていて良かったんですが、昔の曲と被るものが多くアルバムとしてはもう一味!

といった感想。

さよならポニーテール「放課後てれぽ〜と」

 

CREATURE CREATUREも非常に良かった。

ラクリマLhasaを彷彿とさせる二部構成の様相でして、Our Sideの濃いこと濃いこと、、、

洞穴の底で蠢いてるかと思いきや、天空を割くが如しの展開が縦横無尽に繰り広げられる唯一無二のアンサンブルは健在。


4th Album『Death Is A Flower』より「愛と死の遊戯場」YouTube Edit - Creature Creature

 

というわけで2017年もあらゆる表現に右往左往した一年でした。

郷愁を感じる曲が多く、一年間を通して弱っていたな、、、というのが正直な感想でしょうか。 

 
心に余裕がないと、好きなものを心から楽しむこともできないし
物事の感想のアウトプットなんて出来ない。
心が死ぬ!!
 
今年はより多くの音楽に触れることと、~したいという意思を実行に移すことと
できる限りのアウトプットを試みていきたいと思っています。
あと、いい場所をいかにもっといい場所にしていくか、継続したいい場所にしていくか。
 
×クラムボンという夢の編成で聴いた「旅をしませんか」で〆ます。
 
良い一年にしたいものです。

「管」/ umbrella

すっかり秋めいた、雨の多い昨今にぴったりな曲。

 

umbrellaって結構前から音源は追っていて、
それこそ1stアマヤドリは直接通販で手に入れた感じでした。
このブログにもいくつか記事は書いていて、

自分が立ち会うのはアコースティックの現場が多く最近はあまり見れていない。

バンドの現場はyazzmadの最終公演以来?
あれからもう2年経つのか、早い早い。

歌モノバンドが大量に露に消えてしまったあの年を思い出すと、今でも枕を濡らさずにはいられない。
彼らも、 それぞれ新しいことを始めてくれて、でもそれらが進めば進むほど、あのバンド達の面影は無くなっていきます。
ビジュアル系の黄金期がいつなのかはよくわからないけど、

ネオ生まれの僕が過ごした2009-2015は本当にいい時代だった。キラキラの台頭の影で歌と世界観をちゃんと伝えてくれるバンドが沢山いた。

切ない。

そんなバンド達の心意気を継いでくれているumbrella。
歌モノ
といえばそうなんですが、
哀愁漂う空気感と少し湿ったギターロックをベースにした、まさにバンド名を体現するかのような音楽性だな と認識しております。
たまにある、ハードロック風の曲は正直好みでない。

毎作、いい曲が多く舌鼓を打っていたんですが、今作は特に胸を揺さぶられた。

「管」はイントロの4小節で”あっ、これいいな”と。

マイナー調のストリングスが絡み合う進行で、地に足がついた歌メロも◎

後半にかけてこれまた切ない展開。

ありそうで無かったド直球ではないでしょうか。

 

カップリングも新機軸な一曲「アンドロイドと果実」と、疾走系の「箱庭」とバランスが取れており三位一体といった次第。

モノトーン基調で敢えて色味を抑えたアートワークで、より各曲の暖かみが感じられるパッケージング。

ヴィジュアル系の良さだったり、「ああこれこれ」みたいなある種の原風景を見させられているような気持ちに久々になりました。

個人的には、こういったバラードや疾走系の楽曲に惹かれて好きになった世界なので。

秋に夜長に感慨に耽らせていただきました。


umbrellaはコンピに入ってた曲とか、アマヤドリの曲とか、いい曲が散りすぎなので音源集みたいなの出せばいいと思う。

アマヤドリの再録とかも。

クラウドファンディングすればいいんじゃないか。

 

((
umbrella 2017/10/18発売「管」SPOT

2017年春のこと(ラルク、GB×COTD、D、ラッコ、KEEL、安藤裕子)

最近めっきり、というかこのブログにニーズなんてものは存在しないので、 筆が止まっておりましたが行くところには行ってます。

 

異動やなんかで日々だけが流れてしまったんです。怠慢。

やることが本当に自分のやることなのか、わかったりわからなかったり。

 

しかし自分を見失いそうな時はやはりビジュアル系のみんなが助けてくれます。

好きなものを観る・好きと言う

ことがどれだけ大切なことか。

中学生の頃は一過性の好みかと思っていたのですが、ずっと好き。

他の音楽好きになったりするけど、やはりベースはここ。ビジュアル系の周りに肉付いていく感覚。

中一の時に黒夢の世界観をかっこいいと思えてよかった、解凍実験をかっこいいと思ってよかった。本当に感謝。

 

行きたいライブには行けてますし、いいものもたくさん見れています。

一週間と少し ブルガリアなんかにも行きました。

その後の日々が怒涛で自身も浸れてないんですが、旅行記でも書きたい。

 

ということで二月のGB×メト以来の履歴を箇条書きします。一言二言コメント付きで。

 

4/9

L'Arc~en~Ciel 25th L'Anniversary LIVE @東京ドーム

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ラニバ というモノに期待をし過ぎてしまうのは仕方ないとして、

まぁ聴きたい曲はキリないし、落ち着いて振り返れば満足。

期待 というのも、15thのラニバ二日目を高1の僕はアリーナ席で見たんですけど、あれが忘れられないんです。

ライブ中も終わってほしくない と思っていたことを今でも鮮烈に覚えています。

音も良かったし、セットリストも何もかも期待以上で。

あれがなかったらこんなにもラルク好きだったかな、とも思うんです。

 

今回、ステージを観て感じる違和感が凄かった。何かの力で、人と人の距離が生まれてしまうあの感じ。

これでも15年位好きなものから発せられるものから、"それ"を感じ取ってしまう事ほど哀しいことも無いかと。

しかしながら真実と幻想と、風の行方、forbidden loverあたりから感じた本物の風格、似たものなんて二つと無いラルクの世界に舌鼓を打ちました。

音の悪さもぎこちなさも忘れてしまうそんな瞬間が一瞬じゃないんです。それが今は少ないかもしれないけど、またそんな瞬間だらけのライブを観れると信じています。

ラルク最高。

 

4/14

COALTAR OF THE DEEPERS×GOATBED@キネマ倶楽部

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 最後のは愛子様ツイッターから拝借いたしました。

夢のツーマンとはこのことで、筆舌に尽くしがたい!!!至福の時でした。

しょっぱなのMUSK CAT始まりからのCOSMOCALL FIELDで完全に昇天いたしました。

ドラムはまり過ぎ。完全にドープな感じになってしまい以降あまり覚えていないんですが、ROSE&GUNSあたりでほんとうにどうにかなってしまいそうでしたね。

僕がどうにかなったとこでアレなんですが。

生ドラムGOATBEDはばっちり。

エキセントリックというにはまとまりが良すぎると思うんですが、やっぱりそうかもみたいなことも思いつつ。

 

COTDも2013年のUNIT以来だったのですが、シューゲイザー色が強いセットリストで好みでした。まぁ定番曲ばかりといえばそうなんですが。その定番曲を聴く機会がなかなかないっていう。

DLTTからのrecieveなんてこれ以上があるのかと。

国宝なんだからもっとライブやってくれ。

 

4/23

D 14th Anniversary Premium Free Live@Zepp Tokyo

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Mad Tea Party MAGAZINE -web-

オフィシャルのレポがあるのでペタり。

 

急に予定がなくなり、行けるぞ!

と自転車で向かったZepp Tokyo

Dを見るのは2013年のAREA5Days以来でした。

結果的に、自分で作ったのか?と思うほどのセットリストで大満足でした。

お金払わせてほしいと激しく思いました。

 

世界観をベースに演奏も楽曲も随一です。

本当にいい曲ばっかり。写真見ても引き込まれる。

ですがやはり”出来上がり過ぎている感”に面白みがないのも事実で。

でも個人的にはDがシーンにいてくれることは安心感につながっています。

次はしっかりお金払うライブに行こう。

埋立地の道路は走りやすく、気持ちよかった。

 

5/20

ラッコ@新宿ReNY

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近所の下高井戸でGOATBEDがやっているのを横目に、何を間違ったかラッコに。

ようやく生で観れました。

なんだかんだてんてん氏のバンドはいつも楽曲が好きで、ラッコも例外ではなく。

やっぱり歌い手としてカリスマ性があると思うし、脇を固めるメンバーがしっかりしてます。

ビジュアル系とギターロックがいい感じに混ざっていて、音が気持ちいい。

半分くらいしか埋まってませんでしたが、ライブの内容は満足。

下手ギタリストのmilkさんがいい音出している。

 

5/21

KEEL UNDER TAKE2 @下北沢SHELTER

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年末以来のKEEL。愛車とパチリ。

やっぱりryoさんとaie氏には定期的にエネルギーをもらいに行かねば。

前回は上手寄りでaie氏ギターを堪能したのですが、今回は下手で観ました。

これがいいのなんの、盤石なリズム隊の上に成り立っているんだなと。

強烈にタイトなんだけど、なんだかまろやかな感触で、こりゃいいと。

aie氏のギターは下手にいても十分に楽しめます。

 

正直始まった瞬間にタイトル出てこない曲もちょこちょこあるんですけど、そうゆう聴き方でないというか、

生でみるとやっぱり好きだなぁと思いますし、”水辺の君へ”はあの日も至高でした。

 

6/3

安藤裕子 Premium Live 2017~夜明け前~

昭和女子大学 人見記念講堂

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昨年のアコースティク以来のアンドリューさん。

女子大の中の講堂での開催でした。いい位置で観れた。

 

安藤裕子さんはバラードもポップな曲も好きなんですけど、

ライブであれば話が別で。

ピアノ一本でやるバラードが本当に堪らなくって。

息が詰まりそうになって、本当に胸の中をグッとつかまれるんです。

彼女の人間性をエグいほど投影してくる。

あの感覚って彼女のコンサート以外では味わえなくって、

 

エイリアンズのカバーも良かった。


キリンジ - エイリアンズ

 

また

隣人に光が差すとき→聖者の行進

が聞けたのは嬉しかった。

何故なら私はmiddle tempo magic厨なので。ドラマチックレコードとサリーを生で聴くまで死ねない。

 

 という感じで備忘録おしまい。

アッという間なんですけど、環境やいろいろなものが変わっていい期間だったかと思います。

ラルクのライブはあんなにグダグダだったのに、思い返せば思い返すほど美化されていくのは僕だけでないと思うんです、不思議。