GLIMMERING / STEREO.C.K , HOLLOWGRAM
STEREO.C.KとHOLLOWGRAMのカップリングツアーにて販売されたCDです。
各バンド新曲にボーカルチェンジ曲が一曲ずつ、計四曲収録。
ステレオさんは"Loop"。
物販並んでいるときに流れていて痺れました。各々の特徴がよく出た、一曲かと思います。
V系のそれとは少し違う、ビートロック然とした、塊感のある音像。
ベースが完全にノリを支配しています。
ある種、ステレオさんの雛形ってこれなのかもしれない。
最初のBメロのタム回し(ポコポコ)のところ、マイキーかと思ったわ…DREAM THEATER辞めてSTEREO.C.K加入したのかと思ったわ………ポコポコ好きだよ…ポコポコ……。
HOLLOWGRAMは”世界と灰”
一也さんのアルペジオから始まる、氏作曲のこれまでになかった雰囲気の一曲。
いい意味で隙間を感じる、ブルージーな雰囲気が漂っています。
シンプルなロックバラードといえばそれまでなんですけど。
9GOATSでは人の性やパーソナルなテーマを中心に歌っていた印象のある一方、HOLLOWGRAMはもう少し焦点を広げたテーマ性なのだということを改めて感じた一曲。
ラストの”なにもないの"のリフレインが印象的です。
ボーカルチェンジ曲は
”Don't cry for the kneel feat.瀬音”
”Psychopath Circus feat.ryo"
の二曲。
でもこれ、できれば楽器隊含めた録音をして欲しかった!切実に!!!
会場限定盤とはいえ、この内容で¥2500(tax in)は少し割高感が否めないというのが正直なところ。
でもどちらのバンドも始動から見ているので、感慨深いというか、手に入れない手はないというか。
Loopが特につぼに入りました。ヴィジュアル系ビートロックという新たなジャンルの幕開けを勝手に感じています……そうだろ…お前たち……††
近頃、会場限定での音源が本当に増えました。
流通させると本当にお金がかかるみたいですし、仕方ないようで。クラムボンでさえミニアルバム手売りツアー敢行中ですし。
でもそこに敢えて手を伸ばすのがインディーズであり、聞き手の醍醐味の一つなんですよね。
超が付くほど余談ですがHOLLOWGRAMのadolescentと同様、クラムボンのAdolescenceも最高なのでこれで〆ます。最高。