廃墟訪問:行川アイランド
鈍行列車に揺られて行ってきました。
総武線etcを乗り継いで千葉まで、そこから外房線に乗れば着きます。
でも接続がうまくいかないと、僕みたいに上総一ノ宮駅とかで空虚な時を過ごす恐れがあるので気をつけてください。
これ以上暖かくなると廃墟は自然の生き物的に厳しくなるので、行けて良かった。
行川アイランドについての知識は全く無かったです。
1964年開園、2001年8月31日閉園だそう。YOSHIKIの本にも、幼い頃のYOSHIKIが来た時の写真が載ってました。
閉園というワードに触発されて、アヤビエ聴いて行きました。
彩冷えるじゃなくてアヤビエ。彩冷えるも好きです。閉園の後、雨。
鈍行だと本読んでても肩こって気持ち悪くなっちゃうし、帰り道なんかほぼ真っ暗だから、結局音楽ずっと聴いている。状況に甘んじて音楽をずっと聴いている。
閉園は葵&涼平 ver.の方がよく聴きます。
【葵&涼平】 閉園の後、雨。 Heien no ato, ame (Full Song)
鉄の島なんて呼ばれている廃墟どこかにありそう。
教会プールとか。その横に猫夜亭なんてあったら素敵。
"鉄の島"って音源は本当にやばくて、なにがやばいかって、あの世界に気持ちがトリップして本当に気持ちが帰って来れなくなるんです。
………ああ鉄の島最高……………何度でも云える………最高だよ!!!!!
話がそれましたが、というわけで駅。もちろん無人、トイレもない。
それなりに乗降客がいて、地元民の要望で駅が残っているというのも納得です。
在りし日の駅前の古い案内板。この中だとまだ現役。
探すまでも無く、それっぽいのが見えてきました。
山と海に挟まれている。
券売機跡なんかを横目に、入場口へ。
入れないので、脇から山越えします。
といっても見付けやすいし、道もあったので比較的イージーではありました。
歓迎の看板。
カバ?
細いトンネルを越えて山を下ると、海が見えてきます。
そこから更にトンネルを越えて広場へ。
広場へ抜けるトンネル、長くて枝分れしていて結構怖かった。
食堂への案内。
フラミンゴ園、なんてものがあったのか。
正面の入れなかった入り口と繋がっていたので、おそらく中央広場でしょう。
それこそキャラとかで賑わっていたんだろうな。いい天気。
さらに下っていくと、海が望めるプールのような施設?に。
シャワールームもあるし人間用かな
と思ったけど、たぶんプールのつくり的に動物用。柵の感じとか。
シャワーは飼育員さんとか用でしょうか。
等間隔好き。廃ホテルの風呂とか好物です。
脇にあった、食堂サイズの建物。
食器とかあまり無かったから違うかも。広さ的にはぴったりなんだけど。
裏の倉庫。食堂ではなさそう。
ここがロケーション的に一番良かったです。海岸線が見渡せて。
海岸線といえば、清春の海岸線がとうとう音源化されるようなので楽しみです。
気温もちょうどよく、Tearsばりに千葉の空見つめて孤独を抱きしめていました(30分位ボーっとしていた)。
すぐそこが海。
暮れてきたので去りました。
夜は危険だと思います。
ヤンキーみたいなのの声が聞こえた気がしましたがスルー。
というわけで、行川アイランドでした。
思っていたより入りやすく、歩きやすい場所。
モノや建物もだいぶ無くなっていて、これといった山場はありませんが、淡々と廃墟に浸りたい方は気に入るんじゃないでしょうか。僕は結構好きです。
今シーズンは廃墟不足だったので、行けて良かったです。
謎の四連休が終わりまた現実へ帰ります。
現実があるからこうゆうのが楽しめる、とか言ってみる。
どうか状況がうまく働きますように。