スーパーラジカル

ヴィジュアル系とか、、、、

少女-ロリヰタ-23区 起動区 at Zepp Tokyo 2017.01.15

少女-ロリヰタ-23区の完全復活ライブに行きました。

 

バンド自体は総史時代に一度観ていて、颯を見るのは初めて。
それこそ音源は追っていましたが、颯時代は最後のアルバムシーズンあたりで興味無くなったんです。ガリズムとかあの辺り。


と色々ありますが、V系聴き始めの時に出会った、大切なバンドの一つです。

黎明に衝撃を受けて、新宿のタワレコでBrand new wardを買ったことは今でもよく覚えているし、理想架空都市は名盤。

 

10年前の俺よ、お前は10年後もビジュアル系ばっかり聴いてるしCDも買っている。少女-ロリヰタ-23区のライブだって行っている。恥ずかしいヤツめ。

 

簡単にまとめちゃうと

彼のいた頃の、そしてこれからの彼のいる少女-ロリヰタ-23区は唯一無二だな と感じました。

音域が広いわけでも、べらぼうにうまいわけでもない颯氏。
細かいピッチのズレとか、唄えてないとか、そうゆうのとは別のところにいるあたりカリスマ性が滲み出る滲出る。

あの抜けきらない声になぜこんなに惹かれるんだろう……。


そうゆう面では、青さんに似てる。

バンド全体にそんなところがあるかもしれない。
リズム隊はしっかりしてるし、ギターもやや鈍めだけど決めるとこはキメる。そしてイケメン揃い。でも少し抜けてて、それが味になっている。

いい意味で変革してないし、地続き。
睡蓮の部屋や極彩色に負けず新曲が妙に馴染むというか。
独特のフリやメロディ、そして世界観が綺麗に合わさった楽曲は他には無い旨味がふんだんに出ていましたし、やっぱいいなと思いました。
語弊を恐れず言えば、チープなミクスチャーも混ざるあたりがゼロ年代の特色とも言えるのでしょうか。
欲を言えば、アリスとか裁判とか海は流星群とか左向けば万有引力とかよくわからないこともっと言って欲しい。

 

天上アクアリウム、レタースノウ、異色オセロ、流星とメトロポリス、黎明-reimei- 、聴きたかった曲は沢山ありましたが、それらを補っても余りある往年の名作達に触れられて良かった。
碧のユメとか王國裁判が颯の声で聴ける日が来るとは……。

 

ですし、空間として過ごしやすくて。
もっとノリを強制させられる感じかと思いきや、とにかく明るいトーンで楽しめ!と。颯いいぞ!
今のバンドはノリが悪いと客に当たる?とか不機嫌になるみたいなのも少なく無いと思うんですけど、彼らは流石その辺しっかりしておられる!颯いいぞ!

 

追伸

総史時代が完全に無かったことになっていますが、僕は忘れません。
総史は唄もナイス、顔もナイス、おまけに性格もナイスときて最高のナイスガイでした。語弊は無い。
ただこのバンドに於いては颯のカラーや声色がハマりすぎていて、というだけの話で。
どこかで歌っていて欲しいです。
I'zとか本当に名曲だと思うんですが、あれでうまくいかないって少し凹む。

 

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