2019年の好きな音源たち
はっ、、
前回の記事でアウトプットがなんたらと書いてから300日経ってしまった。
しかも五体満足、健康優良児で日々を過ごしていたのにもかかわらず、、、
2019年もいろいろあったが、音楽は変わらず様々な所で鳴っており、その時々楽しんだ。
コンサート系ではやはりFUJI ROCKでのTHE CURE,さいたまスーパーアリーナのU2が一瞬にして思い出される。
大きいアーティストが好きというわけではないが、やはり何億人の支持を得ているアーティストはその分だけ各人からの一方的なカルマに処されるわけで、なんというか”強さ”を感じます。
もう何から何をまとめればいいかわからないので、2019年に好きだった音源を垂れ流していく独り言スタイルを採用します。
・Tiny Worth / DIMMDIVISION.
DIMMDIVISION. new single【Tiny Worth】Trailer
早速のアマゾン掲載なし商品、、、。
前作から半年足らずという短いスパンででた三曲入りシングル。
試聴映像の通りではありますが、三曲目の深淵に横たえてが素晴らしい。
曲もそうだけど、ゆきの氏の詩が好きって人も多いと思う。
THE NOVEMBERSみを感じずにはいられませんが、そこはやはり界隈の手練れ達によるシューゲイザーお戯れの様相を呈しておりまして
独特のキャッチーさ、湿っぽさ、そして儚さがお口いっぱいに広がります。
さぁもっとリリースを!
・American Football (LP3) / American Football
American Football - Silhouettes [OFFICIAL MUSIC VIDEO]
エモ界の最右翼、、、なんて陳腐な説明はしません。
このバンドやたらエモEMO言われますが、そもそもエモいって轟音系にも使われていてようわからん言葉だなと思います。
昨年始に何を間違ったか日本海方面に廃墟めぐりに行った際、安いビジネスホテルを転々としたのですが、
最近のビジネスホテルってYoutubeなんかを垂れ流せるんですよね。
それでリリース前のシルエットのリリックビデオをBGM代わりにしていたら、すっかり旅のサウンドトラックになってしまったという。
これまでのEPの中でも、落ち着き、冬山感はトップでないでしょうか。
いい意味で抑揚がなく、情景に統一感がある。
ごうごう吹いているのにとても静かという、雪の日を思い起こさせます。
・GLASS VALLEY Original Album Remastered Edition Box
https://www.sonymusic.co.jp/artist/grassvalley/info/503521
GRASS VALLEY - 白い旋律
この映像はファンの方がお作りになったものなのですが、素晴らしいですよね。
何度も見ております。
2月にリリースされた、GRASS VALLEYの全アルバムリマスターBOX。
カップリングも追加収録となり、ほぼ全曲網羅です。永久保存確定。
言わずもがなのクオリティですが、改めてこれが90年代の頭にはすべて過去という事実に改めて驚愕します。
音作りのそれではなく、きっとプレイヤーの技量由来のサウンドの粒が一つ一つ綺麗。
・World Flagment Tour / sora tob sakana
sora tob sakana/World Fragment Tour (初回生産限定盤) (3枚組)
- アーティスト:sora tob sakana
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2019/03/13
- メディア: CD
sora tob sakana/World Fragment Tour(全曲試聴)
風間玲マライカの卒業が19年頭のトピックだったオサカナですが、
大変なアルバムを作りました。タイトルもいいです。
マスロック色が控えめではありますが、あの手この手で聴き手の叙情を呼び起こさせる、そんな一枚。ありふれた群青が好きですな。賛否もあった様子ですが。
ちなみにこのアルバム、初回盤にはバンドセットのフルライブ映像が収録されており、まさにスーパーベスト盤とも言えるかカップリング。
大変勝手ながら、小気味いいバンドに乗せて少年少女のノスタルジーや郷愁を歌うこのグループには勝手ながら初期amber grisの後継と認定している節がありまして、今回のアーティスト写真もthis cloudyを彷彿させられました。
もはやアイドルではなくバンドなんですねオサカナは。(?)
amber gris「this cloudy」MusicClip spot 2013.08.14.Release
ちなみにオサカナ、シングル二枚「ささやかな祝祭」「flash」、配信一曲「流星の行方」と大豊作。どれも本当にいい曲揃いで驚愕のグループです。
作詞作曲をされている照井氏の別グループsiraphも観に行きましたが、こちらも◎。
・Flamagra / Flying Lotus
【メーカー特典あり】Flamagra [初回限定紙ジャケット仕様 / 解説・歌詞対訳 / ボーナストラック収録 / 国内盤] オリジナル肖像画マグネット付 (BRC595)
- アーティスト:Flying Lotus,フライング・ロータス
- 出版社/メーカー: BEAT RECORDS / WARP RECORDS
- 発売日: 2019/05/22
- メディア: CD
今年はGeorge Clinton、Kamasi Washingtonの単独来日があったりBrainfeeder界隈も活発な一年でしたが、やはりこの一枚でしょう。
前作の生音ロック寄りのアプローチはやや抑えられたものの、ジャズ的な酩酊感をトラックで表現する唯一無二感で涎ダラダラの一時間ちょっと。
あとやっぱりDavid Lynchの声で興奮してしまうよね。あのしゃべる猫みたいな声。
9月の単独来日ももちろん観に行き、STUDIO COASTのバルコニーにてきっちり3Dを体感しました。というかあの日、半分以上Thundercat氏がサプライズ客演して豪華でしたな。何故かNever Catch Me弾かずに帰ってしまったけど。
サプライズ共演といえば、先日のthe god and death starsの無料ワンマンに眞呼様が降臨(elephant in the room,夜を歩く葡萄をsing)なさったのも目玉吹っ飛び。期せずほぼ最前で目の当たりにしてしまうという年末の珍事。
・Underwater / Elephant Gym
台湾旅行に行った時、高雄出身ということでElephant Gym聞いていました。
toeなんかとは違い、ベースフューチャーなところがまたアジア味を感じさせられます。
新譜からはSatellite、旧譜ではベタですがFingar、中途midwayあたりよく聴いたかな。
大象體操ElephantGym _ 中途Midway【Official Music Video】
・PUER ET PUELLA / BAROQUE
BAROQUE - NEW ALBUM 『PUER ET PUELLA』 Trailer
本当に久々のBAROQUEのアルバム。
一見ラルク的な白ポップアプローチと取れますが、
随所にシューゲイザー、ドリームポップ、アンビエントの要素を散りばめられており、かつビジュアル系の要素も抑えている、優等生過ぎる一枚だと思います。
この二人のキャリアの中でも一つの到達点であろう、kannivalismのheliosの続きがようやく見れたなと思います。
・Pool e.p. / the band apart
the band apart / DEKU NO BOY 【MV】
ここにきての新機軸ながら、らしさも失わない、名盤です。
リリースツアーの新木場に行ってオッたまげました。
大箱の前方でも十分楽しめる唯一のバンドかもしれません。
昼から公園でビールを飲むならDEKU NO BOYで決まりです。
・The Cure - 40 Live Curaetion 25 + Anniversary (2BR/4CD) [Blu-ray]
The Cure - 40 Live Curaetion 25 + Anniversary (2BR/4CD) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: Eagle Rock Ent
- 発売日: 2019/10/18
- メディア: Blu-ray
THE CURE - FRIDAY I'M IN LOVE (40 LIVE - CURÆTION-25 + ANNIVERSARY)
セットリストも先日のFUJI ROCK+αな感じで、振り返りに持って来いかと。
Blu-ray×2、CD×4と豪華BOXでBIGにやにや仕様。
あとライブ音源の音が綺麗すぎてこればっかりになります。
ちなみにAmazonよりも某ECの方が安いです。
・INFINITUM / sukekiyo
sukekiyo 「ただ、まだ、私。」 Music Video (radio edit ver.) from 『INFINITUM』(2019.5.24 release)
DIR EN GREYの中で好きだった要素と9GOATS的な感性の融合を果たされてしまい、毎度毎度名盤で自分の語彙の乏しさに辟易します。
DIR EN GREYの新譜は二回くらいしか聞いていない。
一曲目の偶像モラトリアムなんかもろ9GOATS BLACK OUTのHARMSの進化形じゃないですか、、、
”ただ、まだ”や”艶”に代表されるような歌モノ、気持ち悪コード進行・不協和音のutAモノ、それ以外っていう、sukekiyoに対して個人的に三本柱的な解釈ですが、まだ底が知れない。aftermathみたいな曲もまた聞きたいな。
・Beware Of The Dogs / Stella Donnelly
苗場で観ました、もう単純に可愛いのと曲がいいのとニコニコ演者なのと
えっいまfuxkっていった?ってくらい自然にfxckみたいなこと言う感じにはまりました。
・HALF LIFE / COALTAR OF THE DEEPERS
COALTAR OF THE DEEPERS 初期メンバーによる新曲『HALF LIFE 』配信スタートしました。同時にRABBIT EP収録曲とSUBLIMATIONもサブスク解禁です!
— U-desper Records (@u_desper) 2019年12月10日
・iTunes : https://t.co/9jKvSljqv8
・Apple Music https://t.co/JT18oUH9Q6
・Spotify : https://t.co/zVusubHGlc
他
今年はCOALTAR OF THE DEEPERSのフルライブを年二回見れた年でもありました。
年末に配信されたHALF LIFEがまたCOTDの歴史を総括するような一曲でありまして、滑らかに心地良いです。
・CROSS / LUNA SEA
LUNA SEA「宇宙の詩~Higher and Higher~ -Live Version-」MV
自分はさいたまスーパーアリーナ盤を買いました。
個人的にはこの変化は大変望むところで、LUCAやTHE BEYONDは復活後一番聴き込んでいる曲かも。
キレや陰鬱さは控えめながら、SHINEより眩しく、LUNACYより緻密な、NO -No Synthesizer-な一枚。
サーッとこんなところでしょうか。
連休合明けの月曜がちらちら見えてきたところで逃避を試みましたが、
貧弱な脳が故に、一年をなかなか具体的には振り返れるものでないですね。
そして思えば全然メタルを聴いていない。緩やかな変化でしょうか。
手鞠、cali≠gariあたりはコンスタントに追っていましたがどうも、、。
cali≠gariは9月のO-EASTの空ボーカルが衝撃過ぎて、XA-VAT等で見直すもやはり不信感が拭えない。新譜も曲はらしさたっぷりで良かったのですが、しばらくはお茶の間スタイルかも。
来年は早々にMaison book girl、青葉市子、BARBEE BOYS、ラルク、
3月にはNEWORDER、Crerature Creature、deadman×cali≠gariを観に行きます。
ようやく見れるdeadman。
東京事変の復活も楽しみですが、2013以降の林檎さんの活動にはどうも食指が動かず
長岡氏を中心にがっつりバンドでやってくれることを期待、、。
NUMBER GIRLはたぶんチケット取れずに終わりそう。
妙に一年通してよく聴いたこの曲で〆。
アルバム自体は中盤の曲とインタールードがしっくり来ず、そんなハマらなかったのですが、頭とお尻の数曲はどんズバでした。
夏にリリースなので早く桜を見ながら聞きたいです。また一年間、生き延びられますよう。吉田秋生ストにはたまらないタイトリング。(関連は不明)
For Tracy Hyde - 櫻の園 (Official MV)